靴について。
実はもうここしばらく、冬はdanskoの靴とレースアップ、夏はそれに革のスリッポンが加わるぐらいでそれ以外は全くと言っていいぐらい履いておらず、我ながら偏っていると自負しておりました。
が、ここへきて!ラインナップに加えたいと強く思える一足を見つけてしまいました。
それがPunto Pigroのショートブーツです。
イタリア有数の靴メーカーが集まるモンテグラナロ。別名「靴の聖地」とも呼ばれるこの地域に工場を構えているPunto Pigroは家族経営の小さなブランドです。
今回futanaが取り入れたショートブーツはカーフスキンが使われており、きめ細かで柔らかい革のおかげでとても履きやすく足にすんなりフィットしてくれる感覚があります。アッパーの縁を中底の裏側に折り返してソールに縫い付けるサンクリスピーノ製法による柔らかな印象が特徴的。
サイドゴアのタイプなのですがつま先のハード過ぎないラインとアッパーの高さラバーの分量が絶妙で、ラフになり過ぎる事なく足元をまとめてくれます。
また、デザイン性の良さだけではなく、履いた時の柔らかさとその後の安定感、気兼ねなく使う事の出来る革の表情はずっとfutanaが求めているきっちりとデイリーを兼ね備えた一足。これならば「仕事にもお出掛けにも使いたい」とのご要望に自信をもってお勧めする事が出来ます。
これから冬を迎えるにあたり足元を悩んでおられる皆に一度履いていただきたいこちらのブーツ。
是非お試しください。