futana がまだ頭の中だけのものだった時、Rai-atelier さんのお洋服と出会ったことが実際にお店の準備を始める一押しとなりました。一番最初に手にしたRaiさんのワンピースは、私がその日そこで出会うべきものだったのだと着た瞬間に感じたのです。ゆったりとしたラインにも関わらず重すぎない雰囲気のワンピース。このワンピースを着て行きたかったあそこに行こう。これを着てあの人にも会いに行きたい。いろいろな想像が膨らんでいったのを覚えています。このワンピースの魅力を京都で是非お伝えしたい。そんな思いでfutana を始める事にしました。
Rai さんはパターン作成から、生地の裁断、そこから縫製に至るまですべての工程を岡山のアトリエにて手作業でされています。
洋服には、パターン作製の段階でダーツやギャザーが細かく配置され、それら一つ一つが手作業で忠実に生地で再現されていきます。細かなひだをすべてコツコツ自分で寄せていますとお聞きした時、不器用な私は本当にびっくりしてしまいました。
洋服は見た目の美しさと共に来た時の着心地の良さもとても大切ですが、Raiさんの作るお洋服はそのすっきりとした外観と、着用した時の動きやすさ着心地の良さを兼ね備えている事に思わず小躍りしてしまいます。細身に見えるのに全然窮屈じゃない。この驚きと喜びを是非皆さんも体感しに来てください。