futana

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futanaの二年目

2019.1.4category:thinking

小さな人

たった一週間前の出来事だけれど、去年。

不思議な感覚ですが2018年の12月26日から4日間で小さな店主と2人ドライブ旅行に行ってきました。

船

意図していたわけではないのだけれど、結果的に瀬戸内をぐるりとする形で巡った4日間。冬特有のどっしりとした色の海から、きらきらと太陽を反射する眩しい海までいろいろな表情を見る事が出来て、2人して終始綺麗ね、幸せねと満たされた旅路でした。

鳴門大橋

瀬戸内

海

belk
一日目から隅々までお話ししたいのですがそれはまた別の日に。今日は最終日に訪れた兵庫県西脇市でのお話をさせていただきたいと思います。

sora

futanaの2018年最後の出会い。
それは、これから先のfutanaにとってとても大きな影響を受けるであろうものでした。
作り手と伝え手。立場は大きく違うけれど、滑らかで力強く流れるようにfutanaに浸透するその考え方行動力はまさに海のような存在。プライベートでの旅行の最終日にお伺い出来たのも必然というべきタイミングだったのだと改めて思います。

tamaki niime
tamaki niime ブランド
この1月から、futanaで新しくお取り扱いさせていただく事となりました。

 

 

始まり

前日に岡山は児島に泊まっていた私たちは昼前にtamaki niimeさんに到着しました。着くなりスタッフの方が案内してくださったのはtamaki niime内にある食堂みさきごはん。

みさきごはん
小さな店主と二人こちらでゆっくりと昼食をいただきました。スタッフの方だけでなく一般の方も食事ができるその場所は陽が気持ちよく入り緑が沢山で、入れ替わり立ち代わり来られるお客様と楽しそうに話すスタッフの方達。それはまるで大きなファミリーのようでした。初めての場所なのにとても居心地が良くていつまでもいたくなる温かさ。

場

昼食後案内していただいたtamaki niimeのものづくりの場所。本当に沢山の機械があって、単純にとてもびっくりしました。

力

レピア

パンチ

ジャガード

かま

ネーム

編み

糸

ホールガーメント

縫製

手機

力織機・レピア織機・ジャガード織り機・ネームを作る機械・撚りのテンションを替える機械・糸と糸をつなぐ機械・パンチカードを作る機械・吊り編み機・ホールガーメント機・大きな巻の糸から緯糸にする機械・染め窯・洗い場・裁断場・縫製場、まだまだ言い切れないほどの機械がありました。これだけの種類の機械が一つの場所に集まっているところってもしかしたら他にないのではないかしら。今はまだ試運転中という物を含めてしまえば、もうここだけでお洋服が本当に最初の段階から皆さんにお届けする形にまで仕上がってしまうのです。これは実はとてもすごい事です。


衣服は、とても小さい工程だけ見てもデザインをする人・服の設計図をつくる人・生地を裁断するところ・洗濯ネームを作るところ・ブランドネームを作るところ・縫製するところ・ニットなら編むところ・たたんで袋詰めするところと本当に沢山の人・場所を経て私達のところへやってきます。どの部分を自分でし、どの部分を他の人に任せようかというのはブランドによってさまざまですがそれはブランドの個性であり色であり、それを知るのは手にする者の楽しみ方の一つだとfutanaは思います。

勿論全てを知る事が難しい事も沢山あります。けれど、それがどこからきてどのようにして作られたのか。少しでもその流れを聞く事が出来たら、今までとは違った見方で服を楽しめるのではないかしら。そう思います。

糸

作り手が、糸のテンションが強すぎるからと撚りを替えて自分の思う強さに替える。その糸を使ってゆっくりと力織機で織られたストールは、織物のはずなのにニットのように柔らかくそしてなんとも言えない立体感を感じる。

人

作り手が欲しい色が無いから自分で欲しい色の糸に染める。そうして作られた糸を使って3メートル織るごとに違う糸色に替えて織られたストールは二つとない一枚に出来上がる。

手

誰かがいろいろな事を考え、楽しみ、向き合って作られたものは手にする者にも何らかの思いをくれる、そう思います。

必ずしも作り手と使い手の感じる思いが一緒ではないかもしれない。けれどそれもまた生み出されたものの冥利。生み出されるものは生み出した者の手を離れ、それを手にし楽しむ者がいて、初めてのものづくりが完結するのだとfutanaは感じています。

そしてfutanaはその間に立つ伝え手でありたい。作り手の思いを聞いて使い手にそれを伝え、更に使い手の思いもプラスしてものづくりを完結していけたらなんと幸せかしらと思います。

 

→

 

玉木さん

色糸

レピア2

 

futanaはものを作る事は出来ないけれど、ここでもまた、自分が良いと思い身につけたいと思う物を皆さんにお伝えしたいと常に思っています。一年を経て二年目も。この思いは変わらずに続けていきたいと思います。

菜子1

菜子2

菜子3

futanaでのtamaki niime最初のアイテムはストールたち。作り手tamaki niimeが感じている今を是非伝え手futanaで感じてみてください。

futana

“my sound,my light” 西野詩織 装身の陶 展示会

2018.11.6category:イベント

洞爺湖1

二年前の夏。娘と二人で北海道に行きました。

陽菜子
年に数回の小さな旅が私たちの楽しみの一つで、この年は北海道の中でも友人の住む札幌を中心に洞爺湖・定山渓温泉を巡る旅でした。
皆さんの中にもきっと北海道ファンの方が沢山おられると思うのですが私たちもそのうちの二人。まだ北海道の三分の一も行き切れていませんが訪れる度北海道が好きになり、その大きさと美しさとそして都度不思議な郷愁の気持ちをくれるその場所に魅了され続けています。出来る事なら毎年行きたい。

洞爺湖

札幌から車で約二時間。山間部をドライブした先に出てくる洞爺湖は、きらきらした湖面とその中に浮かぶ中島がとても綺麗でそして静かで、いつまでも見ていられるそんな場所でした。

コスモス

農牧地
北海道にもいろいろな魅力がありますが特に惹かれるのは緑と水と風そして広さを感じられるところ。旅行という非日常で京都とは全く違う大きさの中に入った時、普段なかなか味わえない開放感を肌で感じ、目にする物手にする物口にする物全てが、自分が大切としているものをもう一度自分の真ん中に持ってきてくれるといつも思います。

toita

その北海道洞爺湖で、行ってみたかったtoitaさんに立ち寄った時、西野さんの作品に出合いました。
訪れた日はまだまだ暑い残暑の日で、toitaさんのお店の中に入るとふっと涼しく体も気持も落ち着いた時に目に入った西野さんの装身具は、本当にここで会うべくして会ったものだと感じ思わず手に取ったのでした。

北海道

その日偶然西野さんもおられるとの事で全く初めてお会いするtoitaさんに西野さんを紹介していただき、更に西野さんが関西の方だとお聞きした時には、関西からは遠く離れたこの土地で、大阪の方にお会いしてそして作品を京都に連れて帰る事に何だか不思議な縁を感じ、洞爺湖での良き思い出の一つになっています。

 

そして去年、futanaを始めるにあたり自分の身の回りのものの中でとても大切なお守りのような存在になっていた西野さんの装身具をfutanaでご紹介したいと思い、遂に今回こうして展示会をしていただく機会に恵まれました。

西野さん
二年前の北海道での出会いが、関西在住の西野さんと私を京都で繋げてくれていると思うとあれは偶然ではなく必然だったのではないかと今改めて感じます。
全てがfutanaをfutanaたらしめる事へ繋がっている。果ては皆さんとのご縁もfutanaにとって必然になるのではないかとそんな気さへしています。

 

また脱線してしまいましたがその西野さんの展示会、今回は初となる首飾りも作って下さるとの事。一足先に一部を見せて頂いたのですが本当に素敵です。

my sounds

”my sound,my light”
わたしの音色で わたしの光で
わたしになる瞬間を

 

今回のfutanaでの展示会にあたり西野さんが想ってくださったテーマに、物心ついた時から無意識に共感しています。他の誰にもなれ得ない自分。自分のままで良いと後押ししてもらっているような、そんな気分で幸せです。

首2

耳飾り

首

誰とも違う皆さんだけの輝き。唯一無二の西野さんの装身具を手にする事でいつもとは違うご自身の美しさを見つけていただけると思います。

私が北海道で感じた必然をみなさまも是非futanaで感じてください。

 

futana

冬支度

2017.11.14category:お知らせ

紅葉

木々の葉っぱが赤や黄色に変わり始め、マツやヒマラヤスギの幹にはこもが巻かれ始めました。冬を越え新たな芽吹きの季節に備える為に、その力を内側に集めています。

現場

前回のブログの更新から長らく間があいてしまいましたが、futanaでは芽吹きの準備が進みつつあります。
施工が始まって二週間経ち、お店の表が出来てきました。具体的な窓や扉の位置も決まって、futanaが目に見える物へと変化していきます。その流れは本当に刺激的。頭の中にある物を実際のカタチに出来る職人の方は、服を作る方であれ建物を作る方であれ本当に素敵だと思います。誤解を恐れず言うならば、その手や頭の中が欲しい。futanaには出来ない事なので憧れの思いがやみません。

穂波ちゃん

お店の準備が進む中、オープンの日取りも決まりましたので今日はそのお知らせです。

futana

2018/01/05 ~
open 9:00~18:00
closed on Thursday,2nd and 4th Saturday

いよいよ来年の1月5日(金)にオープンをさせていただく事となりました。年が明け、お正月の余韻が残る上京区はキリっと澄んだ空気が気持ち良いだろうなと今からワクワクしています。毎日の営業時間は9時から18時。
毎週木曜日と第二・第四土曜日をお休みとさせていただきます。

上京区

街中から少し離れてはおりますが、京都の暮らしが根付く場所でゆっくりと過ごしていただける空間にして参ります。服を見に来ていただくのは勿論、皆さんのいろいろなお話を是非お聞かせください。お会い出来るのを楽しみにしております。

これからますます寒さが増し、11月下旬には紅葉が最盛期です。体の変化も大きい時期ですのでどうか皆様ご自愛くださいませ。

futana

11月1日

2017.11.1category:2017

夕方

低い位置にある太陽の光が窓から差し込んで、いろいろな影を作っています。

明け方の青く感じる陽の光も、夕方の橙を感じる陽もとても好き。

remon

ringo

今日から11月。ぐっと朝夕の冷え込みが深くなってきました。写真は最近いただいた秋を感じさせる嬉しいもの。秋の果物は、一年の準備が実を結び、期が熟したことを告げてくれているように見えます。

いろいろが満ちて、そして高く澄んだ空はより一層凛として冬へと向かっている。冬が来ると、もうすぐに新しい年がやってきます。

sakou

futanaでは今日からお店となる場所の工事が始まりました。信頼できる設計施工の堀川さんの手で、残すところは残し、要らないものは取り除き、そして必要最低限のものだけ取り入れてもらいます。

futanaの準備が始まってから数カ月。既にいろいろな節目がありましたが今日もまた大事な節目となりそうです。これからここがfutanaのhome。ここで良きものに囲まれて、たくさんの事を考え、そして皆さんといっぱいお話して毎日を過ごす。楽しみでなりません。興奮しているからか昨日の夜は例の如くお布団に入ってもしばらく目が閉じませんでした。

horikawa2

改めて、京都に拠点を置くことが出来るのを心から嬉しく思います。私たちのhome。これから長く皆さんと繋がっていけるように、少しづつ末永く続いていきたいと思います。

来年のオープンまであと少し。皆様に楽しみに待っていただければ幸いです。

 

futana

 

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