futana

blog

AUTTAA

2019.2.3category:アイテムのお話

引き続き、革靴への偏愛が止まりません。
去年のNPSのブランド紹介でもお伝えしていましたが今読み返してもやはりその気持ちは変わらず、靴を丁寧に選んでいきたい、そして特にfutanaでは革靴をお取り扱いしていきたいと改めて感じております。

上から

使い込むほどに自分に馴染んでくれる一足は日々のスタイリングにとって心強い伴走者。毎日玄関で悩むことなく服との相性に困らない、そして長く使える一足をお伝えして参ります。

 

現在futanaでのお取り扱いがある靴はdansko、NPS、PuntoPigroですが2019年から新たにAUTTAAのお取り扱いが始まります。
どのブランドもそれぞれ違った雰囲気と良さを持っていますがAUTTAAの特徴は、メンズ靴の製法を使いながら、靴自体の表情やシルエットは中性的に仕上げている点です。
一般的に革靴におけるメンズとレディースは基本的な作り方が違います。レディースの靴はセメント方式と言って接着剤のみで取り付ける物が多いのに対し、メンズの靴はマッケイ製法から始まりハンドソーンウェルテッド製法まで複雑かつ技術力を必要とする製法がいくつも存在します。

革靴

NPS(外羽根式)

futanaに既にあるレースアップシューズはNPSのもので、こちらはグッドイヤーウェルテッド製法で作られている物ですがそのフォルムはミリタリーのサービスシューズをそのままレディースのサイズに落とし込んでいるのでメンズライクな表情です。つま先がとがった印象なのに加え少し長めなので、肩幅があり手も長いfutanaにはピッタリなのですがご試着された方の中には靴が大きく感じられる方もおられました。
そこで、身長や体格によらず着用する事ができる靴を探している時に出会ったのがAUTTAAさんの靴でした。メンズの技法を取り入れ作られているAUTTAAさんの靴ですが、そのレースアップシューズにはしっかりと女性らしさとそしてどことなく色気を感じます。

 

今回届けていただいたレースアップは内羽根式のストレートチップ。つま先の丸みとナチュラルな長さ、そしてとても柔らかな質感の革がスタイリングを遊びのあるものにしてくれます。NPSのレースアップでは大きさ、表情共にバランスの取りづらかった方も、AUTTAAのレースアップならバランスよく履いていただけるかと思います。

着用

お色は黒と白の2色。

黒

サイド

バック

全身

また、AUTTAAさんシューズ第二弾としてスリッポンのタイプも届けていただきました。

ルームシューズ

イタリアトスカーナ地方に長く続くタンナーブランド、バタラッシカルロ社によるベジタブルタンニンレザーで作られた一足は艶のある表情がとても美しくスタイリングを落ち着いたものにまとめてくれます。

ライニング

ライニング2

ソール

内側にライニングが施されていて、足を入れた時の履き心地とフィット感が癖になってしまう。ソール部分もレザーなのでスリッポンといえど本格的なレザーシューズとして活躍してくれます。

 

サイド

サイドのシルエットがとても素敵。少し魅惑的な雰囲気も感じます。

 

 

靴から受ける印象は身につける方の身長や体形によっても異なります。履き比べ、ご自身にしっくりくる一足をfutanaで見つけていただければ幸いです。

 

ページの上部へ