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姿勢

2018.1.29category:暮らしの事

先週のお休みの日に大学の頃の先輩ご夫婦が営むちりめん山椒・佃煮屋の津の吉さんへ行ってきました。
春のお花見や夏の大文字という季節を感じる行事毎に集まりに呼んでくださる先輩達。お店にお伺いするのは初めてでした。

津の吉さん

京都花街の一つである宮川町を抜けて趣のある通りを進むと津の吉さんがあります。
久しぶりに合う先輩夫婦はいつも通りの安定感。話していると何故か落ち着きます。
店舗の後ろで佃煮等を作られていると知ってはいましたが、実際に作る格好をしているところを見るとやはり嬉しくなって、思わず少し見せて貰ってしまいました。(一般的に公開されているわけではないので、お気をつけください。)

ちりめん山椒

ちょうどちりめんじゃこの選り分けの作業中で、ちりめんじゃこに交じって入っている小さなちいさな小魚やたこを一つ一つ手で取り除いておられるのを見てますます興奮してしましました。なんて丁寧なんだろう。
機械に頼ることも出来るのだと思います。でも、選り分けたり、味付けしたり炊いたりを先輩方はじめ顔が見える方が作られていると思うととても安心できそしておいしさの理由もわかるなと感じました。作っている人自身が美味しいと自信を持ってお勧めできる味。毎日実際に自分の舌で確認しながら作るからこそ保たれる美味しさだと思います。
扱う物は違えど、津の吉さんとfutanaはその姿勢が似ていると感じました。どこを向いているのか。来てくださる方に向き合って、自分自身が良いと思うそして責任をもっておすすめ出来るものをお伝えする。津の吉さんとfutanaではその歴史は全く違いますが、futanaも同じように長く続いて自分自身が良いと胸を張って洋服をご紹介していける姿勢を続けて参ります。

ジャム

津の吉さんではちりめん山椒や佃煮の他に面白美味しいジャムなどもありました。クラッカーとチーズと一緒に少しこのジャムをのせて食べさせてもらったいつかのお花見を思い出しました。週中の集まり事に持っていこうかな。

今日は寒さも和らぎ少しほっとしています。午後も良き日でありますように。

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